パターンロックの解除を3回失敗してもロックカメラの起動がされないと一部のユーザーの方からご指摘を受けています。事実であるとは思われますが、デバイスのパターンロック解除を3 回行うと、なぜロックカメラ機能が実際に起動するのかお話ししたいと思います。
4文字未満のPINまたはパスコードが入力されると(「入力」とは終わりに「enter」キーが押されることを指します)、Androidデバイスは実際のロック解除とはみなしません。Android携帯のロック・スクリーンで「解除に失敗しました」や「再試行してください」などのメッセージは出ないはずです。となれば解除行為とはみなされなかったために、ロックカメラの起動ができなかったのも納得がいきます。4桁以上の不正なPINが入力された場合はAndroid端末に「PINが正しくありません。再試行してください」や、「不正なPINです」などと表示します。もしこうした解除行為が3回続けて行われればロックカメラ機能が起動します。
デバイスにパターンロックが設定してあれば、やはりこのように作動します。格子内に3個以下の点を描いて(画面から指を離した時を完了とみなして)パターンロック解除をしようとすれば、Androidのロック画面に「もう一度行ってください」と表示され、つないだ線や点を赤色に変えます。しかしこれはAndroidにとっては実際には解除行為とはみなされていません。3桁以下でPIN解除を行おうとする場合と同じです。4個以上の点で行うパターンロック解除をAndroidは実際の解除行為と見ているので、この個数の点で結ばれたパターンを3種類描けばLookoutは本当にロックカメラ機能を作動させます。一度試してみてください。